キッチンとキャビネットを施工したkudan houseが日本建築学会作品選集新人賞を受賞しました
イデアルリビングがキッチン、洗面台などを施工した旧山口萬吉邸/kudan houseが2020年日本建築学会作品選集新人賞を受賞しました。
新潟の豪農一家に生を受けた山口萬吉氏が大正15年に着手した旧山口萬吉邸の改修について、竹中工務店様からのご依頼でシェアキッチン、流し台、トイレ手洗いカウンター、談話室のキャビネットの施工をさせていただきました。
改修設計を担当した竹中工務店様の業績について、この度2020年日本建築学会作品選集新人賞が授与されました。
旧山口萬吉邸/kudan houseは鉄筋コンクリート造 地下1階、地上3階、登録有形文化財として登録されている貴重な建築物です。
邸宅を会員制のシェアオフィス、イベントスペースとして利用するための改修が行われました。
家具建具装飾に強いこだわりを持っていた5代目山口萬吉の邸宅は、昭和2年に竣工され、空襲で大きな被害を受けながらも鉄筋コンクリートの邸宅は姿を保ちました。
終戦後は20年近く他人の手に委ねられたものの、昭和38年から再び山口萬吉の子息一家が再び居宅として使用することにより元の姿を取り戻しました。
旧山口萬吉邸/kudan houseはバブル期を経てもその姿を維持し、90年もの間取り壊されることなくほぼ建築当時のままの姿を保っている奇跡の建築物です。
イデアルリビングは竹中工務店様から貴重な機会を頂き、旧山口萬吉邸/kudan houseの改築に関わらせていただきました。
流し台です。
トイレ手洗いカウンターです。
談話室のキャビネットです。
このような貴重なプロジェクトに関わることが出来たことについて社員一同大変光栄に思っております。
造作のキッチンや流し台、トイレ手洗いカウンター、キャビネットにつきまして、デザインやご予算、納期について伺いながら形にするお手伝いをこれからも引き続きさせていただきます。
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